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OZIOのバッグの経年変化

天然素材である本革は使い込むほどに味が出ます。固かった革も少しずつしなやかになり、たとえ少々の傷がついたとしてもいつの間にか馴染んで目立たなくなり、ヴィンテージ感が増すのが革の強みです。

また、OZIOのバッグは独自の製法で染め上げる鮮やかなカラーが特徴です。長く使いたいからこそ、「この鮮やかな色はどのくらい保つの?すぐに色落ちしたり色褪せたりするのでは?」ということも気になりますよね。

今回はOZIOのさまざまなバッグの経年変化をご紹介いたします。

 

ミニバケツ(8〜9年使用)

ミニバケツバッグの前面と背面

こちらは8〜9年間ご使用いただいているミニバケツバッグです。
大切に使っていただいており新品同様に見えますが、立体感があり、艶が増しています。

 

新品との比較写真

革の表面を別の新品のバッグと比較するとこのようになります。写真なので光の加減などの違いもありますが、最初はややマットな質感で、使っていくうちに艶が出てきます。

 

こちらは同じく8~9年間使っていただいているベロアのミニバケツ。マットな質感のベロアは艶は出ませんが優しい風合いがさらに柔らかくなった印象です。

 

 

ショルダーバッグ(13年使用)

使い込まれて味の出たショルダーバッグ。シンプルなデザインも相まって「質実剛健」を体現しているような佇まいが素敵です。

 

 

真っ白なハンドバッグ(14年使用)

こちらは14年間もご使用いただいているにも関わらず汚れひとつなく、白さがキープされています。

 

 

鮮やかなアニマルシリーズ(15〜16年使用)

ペンギンのバッグ

シロナガスクジラのバッグ

ペンギンとシロナガスクジラのベロアトート。どちらも15〜16年間ご使用いただいているものですがボディーの色もプリントカラーもくっきりしています。

 

こちらは15年間ご使用いただいているフラミンゴのトートバッグです。洗練されたイメージのゴールドのボディに艶が増し、細かな傷もほとんど目立ちません。

 

 

グリーンのベロアのトートバッグ(20年使用)

そして、こちらが今回ご紹介する中では最年長のバッグです。
なんと20年前にお求めいただいて現在までご愛用いただいています。鮮やかなグリーンとカラフルな水玉のコラージュはほとんど色褪せることなく健在。ベロアの革は使い込まれて柔らかくなっています。

 

 

おわりに

革バッグの経年変化の度合いはご使用の頻度や保管の状態によって変わります。持つ人やバッグのタイプによって「新品の時のきれいな状態をなるべく維持したい」という場合もあれば、「丈夫な革バッグを気兼ねなく使って味を出したい」という場合もあるでしょう。そこに正解はありません。愛着を持って使っていただくことが私たちの何よりの喜びです。

今回のコラムの作成にあたり、多くの方のご協力を賜りました。長くご愛用いただいているバッグを撮影用にご提供くださった皆様に心よりお礼申し上げます。

OZIOのバッグの基本のお手入れ方法につきましては下記のページでご案内しておりますのでぜひご覧ください。
https://oziodesign.com/care/

 

2023.07.13


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